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タイトル名 |
道(1954) |
レビュワー |
Tokyo's Holidayさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2010-08-06 18:05:41 |
変更日時 |
2010-08-06 18:05:41 |
レビュー内容 |
道というこの映画は正にロードムービーの原点なのではないでしょうか。人生は長い道を旅するようなものというそんな気にさせられます。それぞれの人がそれぞれの道を歩いていくのでしょう、ジェルソミーナとザンパノもそんな一人なわけで。色々考えさせられる映画です、生きることの大変さ(母親が娘を売ってしまう)とか、愛のかたちとか(ジェルソミーナとザンパノのような愛のかたちもあってもいいのでしょう)、老いとか(老いたザンパノはもう芸も出来ず野垂れ死ぬんでしょうね)。色んな人生のかたちがあって、作者はそれでいいと言っているような気がします。ハンディキャップを持った人、愛情を表せない人、貧しい人、生きるために非人道的なことをしてしまう人とかを、作者は愛情を持った目で慈しんで見ているように思います。そして僕らに対しても、それでいいんだよと言ってくれているような気がします。 |
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