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タイトル名 |
キャタピラー |
レビュワー |
Peccoさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2010-09-29 22:17:45 |
変更日時 |
2010-09-29 23:21:51 |
レビュー内容 |
若松孝二ってなんで映画撮ってるんだろう? 何この安い映像? 演出とかスタイリングとかディテールがホントに雑過ぎる。
正直これ確実に0点なんですけど 寺島しのぶは良かった、というより 『芋虫』をきちんと理解して演じているのが判りました。 (ただ、個人的に寺島しのぶの演技自体は元々それほど好きではありません。)
若松孝二の前作(実録・連合赤軍なんとか)もそうだったんだけど 強いメッセージ(この映画で言えばまさに反戦なんですが)を 伝えたいのならもっとディテールを丁寧に作り込んで欲しい。 この映画は俳優に頼り過ぎ。
そもそもこの人(若松孝二)芋虫をどう解釈しているのか? 監督が芋虫の本質をねじ曲げて解釈し 無理矢理反戦メッセージ色だけを全面に出しちゃって 若松孝二が偉そうに説教垂れてるだけの映画になってます。 それを演者がかろうじてつなぎ止めていると言った感じ。
はっきり言うけどもう若松孝二、映画撮らない方が良いと思う。 少なくともこれからもこんな甘い作り方で『俺の熱き想いを』みたいな 映画,絶対に作らないで欲しい。
わかんない、もしかしたら乱歩の芋虫とは何も関係なかったりして。。 なんてね。 その方がまだましだ。
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