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タイトル名 |
サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) |
レビュワー |
モンチョさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2010-11-11 11:28:00 |
変更日時 |
2010-11-11 16:24:48 |
レビュー内容 |
「ランド・オブ・ザ・デッド」でゾンビが銃を撃ち、グループを作るのにはガッカリしたのですが、この映画はなんかもう、自身の今までの作品へのセルフパロディかのような開き直りを感じて、逆に潔さがあって面白かったです。ゾンビが馬乗ったり、食ったり、ゾンビ同士で弾の入っていない銃で撃ち合ったり、もう笑うしかなかったです。撮り方やスプラッターシーンも何か古い。スプラッター映画もスタイリッシュになっている今の時代に、80年代みたいなアイディア勝負のスプラッターシーンを入れているので、これもコメディタッチになっていて全く怖くないです。そして極めつけは音楽。どこか陽気なBGMがホラーな映像の時も流れているので、そもそもホラー映画を撮る気はないとしか思えません。しかし、それもロメロだからこそ許されます。ゾンビというキャラクターを作り出し、そして頑固にゾンビ映画を作り続けるロメロの、ゾンビ映画へのこだわりを感じます。内容自体は別に大した映画じゃないけど、かたくなに自己流ゾンビを撮り続けるロメロ監督に敬意をこめて8点です。 |
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