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タイトル名 |
少年は残酷な弓を射る |
レビュワー |
ぺーこさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2013-07-16 23:12:51 |
変更日時 |
2013-07-16 23:15:50 |
レビュー内容 |
題名が耽美な何かを象徴してる…のかと思ったらそのまんまでした・・・。 最初の方余りに細切れに過去と現在が入り乱れてよくわからないけど、だんだん慣れてきました。
でも異常な事件を起こすのって母親の愛が足りないから・・・・とかいう結論になりそうでやな映画。おかあさんにかまってほしくてだだこねて同級生殺しちゃうんですかね・・・・?一応かわいがってくれてた父にはなんの愛情もなくあっさりころしちゃうのはほんとに嫌がらせみたい…。 でも妹に対する扱いがいまいちぴんとこないので母に何を求めてるのかよくわかりませんでした。直接描かれているのは目に洗剤を入れてるくらいで嫉妬してるのかどうかあまりよくわかりません・・・・。 ハムちゃんの死体を妹に見えるところにばばーんとおかなかったってことは妹は眼中になくて、やっぱ母親への嫌がらせなのかなあ…。 しかし自分の子供が事件を起こした街にずっと住み続けるんですか?すごいなそれも・・・。アメリカとかって何か事件をおこしても犯人の親とかはインタビューで「私だけは息子を信じる」とかいってたり、日本ほど子供の犯罪は親のせいって目で見ないのかと思ってましたがそうでもないんですかね…。 ティルダ演じる母親はたしかにそんな愛情あふれるって感じじゃないんですけど、こんな母親いくらでもいそうだし、もう少しお金持ちの家ならもっと冷たい親子関係なんじゃないかなあ。乳母とかやとって。どっちかっていうと、甘やかしすぎ!!もっとバシッと言ってやれ!!ってシーンがいくつも…。 父親もかわいがっていそうでけっこう母親任せだし。 でも・・・結局同じ子供でもなついてくる子のほうがかわいいってのもまた事実で・・・あわわわわ。 ティルダの演技や最後のシーンへ持っていく方法なんかは面白いけど、なんか消化不良な映画でした…。 |
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