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タイトル名 |
ザ・マシーン(2013) |
レビュワー |
Dream kerokeroさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2014-11-08 21:31:17 |
変更日時 |
2014-11-08 21:31:17 |
レビュー内容 |
幻想的で叙情的、かつ大胆不敵。ハリウッドとは一線を画したいという思惑。悪くはないしむしろ私的にはウエルカム。だけどそれが、どうにもこうにも空回り。スパン!と気持ちよく響いてこない。なぜか?繊細なSF設定にすると、重箱の隅にまで気を使わなければならず、些細な欠点も許されなくなるからでしょう。例えば博士の設定。何の権威なのか?何の専門なのか?今ひとつはっきりとしない。それにあれだけのマシーンを、博士一人の知識や技術で造れるわけがない!なのにまるで一人で作ったような見せ方をするから、リアリティが欠落してしまう。で何よりもマシーンに芽生えた「自我」。造った博士自身がビックリしているように、どうやら偶発的に生まれてしまったみたいですが、そこんところがどうにも演出の弱さのせいか、ドラマティックにならず、物語の中に引き込まれていかない。非常に勿体無い。両腕のない兵士や、ガソリンかけられて燃やされた兵士とかの説明もない。何なんだよこいつら!超極秘軍事施設なわりにはセキュリティの甘さが酷過ぎ。ある意味笑えました。 |
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