みんなのシネマレビュー
乱 - Dream kerokeroさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名
レビュワー Dream kerokeroさん
点数 9点
投稿日時 2019-05-21 08:37:54
変更日時 2019-05-21 09:07:32
レビュー内容
公開当時映画館で鑑賞。当時私も若かったせいもあり、あまり面白く感じなかった。それから約30年。長い時を経て二度目の鑑賞。おお!凄い凄い!圧巻!圧巻!所々の記憶はあるものの、やはり酸いも甘いも幾多の人生経験をしてきたオッサンともなると、この作品から発せられる強烈なメッセージは、沁みる沁みる。こんなにも痛烈な作品だったとは・・・。やっぱり映画って時間が経ってからでも、観直してみるのって良いもんですね。

映画っていうよりも舞台劇。あれだけ荒野を彷徨い野宿を繰り返しても、着ている衣類が新品さながらなのは監督の意図なのか。町や町民農民といった生活感のあるものを一切排除し、まるで無機質な空間はさながら、舞台装置や小道具類を使用しない斬新な舞台劇のようだ。またアップショットもほとんどなく、引き絵を多用しているのも舞台的効果を狙ってるようだ。表現方法の豊富な映像という芸術ジャンルを嘲笑うかのようなその演出は、逆に映像芸術の可能性を追求しているようにも見えるし、小説のような行間を読むという受け取り側の自由な感受性を刺激しているようでもある。だからこそ愚かで滑稽な人間像が赤裸々に、かつ強烈に浮かび上がってくる。全くもってとんでもないエンターテイメントですよ。

狂った今の世で気が狂うなら、気は確かだ!

見えてる者たちは崖から転げ落ち、見えない者は落ずに済んだ。
Dream kerokero さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-22侍タイムスリッパー77.93点
2025-03-16ワース 命の値段55.60点
2025-03-16私にふさわしいホテル35.33点
2025-03-15ビーキーパー77.50点
2025-03-08ゴーストバスターズ/フローズン・サマー44.90点
2025-03-08フォールガイ66.33点
2025-03-07ウィキッド ふたりの魔女57.00点
2025-03-02MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない57.18点
2025-02-23こんにちは、母さん56.60点
2025-02-20線は、僕を描く56.50点
乱のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS