|
タイトル名 |
コンタクト |
レビュワー |
Sugarbetterさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-09-07 00:07:50 |
変更日時 |
2013-09-07 00:07:50 |
レビュー内容 |
人間は叡智(宇宙人からの技術)を与えられても、種族の中の争いでそれを壊してしまう存在なのか…というのが、わかりやすいテーマかな、と。 日本人には馴染みが薄いが、アメリカはキリスト教を信じる度合いで、本作で描かれていたような科学と神の対立が起こったり、他にも同性愛・中絶(避妊)の是非など、様々な対立が生まれる国である。宗教が生活に根付いていない日本人からすれば、対立の原因となって面倒なだけに感じるが、宗教の意義はそれだけではないのだろう、多分。
裏テーマ(笑)としては、やはり日本はアメリカの属国なんだなーと。 日本は場所と技術だけを提供し、決して前面には出てこれないが、それに不満を感じる様子がない…2機目のワープ装置(?)が北海道に建設されたくだりで、それを強く感じた。 まぁ、乗組員候補を出さない代わりに下請けを独占的に引き受けるという日本の描写は、1番手より2番手・3番手を好む日本人の性質をよく表しているとも言えるが(苦笑)
先日、「フィラデルフィア」のレビューで、黒人の存在が主要なテーマだと普段は画面に出てくることが少ない黒人の出番が極端に増え、欺瞞を感じると書いたが、現実には差別があろうが欺瞞であろうが、画面に出てくるだけマシなのかなーなどと。 今作はアフリカ系もアジア系も出てくるが、前の日に見ていたイギリスのドラマには白人以外は一切出てこなかったので。イギリスは排他的だと感じるが(エリート主義・階層社会ゆえか)それに比べるとアメリカは色々な人種を受け入れて成り立っている国なんだなー(だからこそ衝突も多いのだろうが)と感じた。 こう言いつつ、イギリスのドラマが海外ドラマの中では一番好きですが(笑) |
|
Sugarbetter さんの 最近のクチコミ・感想
コンタクトのレビュー一覧を見る
|