|
タイトル名 |
あるいは裏切りという名の犬 |
レビュワー |
Sugarbetterさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2013-09-01 12:03:51 |
変更日時 |
2013-09-01 12:08:10 |
レビュー内容 |
暗くてジメジメしているという評判、しかも最近合わないかもと気付いたフランス映画…という条件が揃い、録画したまま数年放置していた作品(苦笑) ちょうど雨で朝から天気も暗いし、と見てみた。表示されるマークが地デジ前のBS1・BS2という分類でびびったよ(笑)2010年頃から放置していた模様。
感想としては、思っていたよりかは楽しめた。男臭くて、人が死にまくるというのはあまり好きなジャンルではないけども。サスペンスの部分で少し意外性もあり、そこがよかったかな。 多くの観客が予想していたであろう、レオがドニを殺して復讐を遂げ、そのレオも悪人兄弟に殺される…という結末ではなく、レオは暴力に訴えず、ドニは「亡霊」としてやってきた悪人兄弟によって殺される…という結末がよかった。
結局、レオは人を殺すことに関しては慎重であったからなのかな、と。悪人兄弟の片割れも痛めつけたけど殺さなかったし、強盗を捕まえる作戦の時もドニのように寝込みを襲って皆殺しというやり方は選ばず正統派で進めていて、最後には拳銃を用意したもののドニを撃たずに立ち去る…レオのように人の命を尊重する人間は尊敬され、ドニのように命を軽んじる人間は、自分の命も軽んじられて殺される…というのが教訓かなと(笑) ラストの、ティティの行動はその象徴のように思えました。
|
|
Sugarbetter さんの 最近のクチコミ・感想
あるいは裏切りという名の犬のレビュー一覧を見る
|