|
タイトル名 |
永遠のこどもたち |
レビュワー |
Sugarbetterさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-01-27 16:16:51 |
変更日時 |
2011-01-27 16:16:51 |
レビュー内容 |
圧倒的に悲しい。この言葉は、"パンズラビリンス"のときにも使ったかもしれないが、そのパンズ~の監督が製作したこの作品も、パンズ同様悲しい話だった。
劇場に足を運ぶ前、この作品のレビューを事前にチェックしていたときに、"理解することの難しさを描いている"というものがあったのだが、まさにその通りだと思った。 子どもを理解すること、子どもと接することの難しさ故に起きた悲劇を描いている。
その悲劇に、過去の悲劇や霊的な現象などをうまく絡めながら、ホラーテイストに仕上げたのはよかったと思う。 ただ、普通のホラーだと思って見に行った人は、求めていたものとの違いに落胆するかもしれないが。そのあたりが、個人的にはM.N.シャラマンの"ヴィレッジ"に似ているなあと感じた。
伏線の張り方も絶妙。 一見特別な意味がないように思えるシーン、台詞にも意味が隠されている。
驚かされたり、アンハッピーエンドでも良い方には是非見て欲しい。 人によっては、ラストはハッピーエンドだと言う人もいるかもしれないが。 見る人の数だけ物語があるのだから。 |
|
Sugarbetter さんの 最近のクチコミ・感想
永遠のこどもたちのレビュー一覧を見る
|