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タイトル名 |
サザエさん(1956) |
レビュワー |
ramoさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2016-04-11 20:55:43 |
変更日時 |
2016-04-11 20:55:43 |
レビュー内容 |
あの時代の空気の記憶が少しでも残っている人にとっては、懐かしさでいっぱいだったと思います。あのサザエ、前半は「知的レベルはバカボンのパパ並みか?」と思うほどで、イライラさせられっぱなし。お転婆というより、ただのバカという印象でしたが、でもあの時代は、ああいうのが面白かったんですよね。 仲代達矢のノリスケやダークダックスの御用聞きに「おぉ~」と驚かされますが、一番印象的だったのは、松島トモ子のワカメがクリスマスパーティーの余興で歌った「♪私の名前ワカ~メちゃん~」という曲。今も耳に付いて離れません・・・(^^; これも一応、ミュージカル映画というジャンルに入るんですかねぇ?(笑) 映画の出来そのものはこんなものでしょうが、昔の庶民の生活など、文化的考察という観点で当時を検証する記録映像としては、貴重だと思います。 なによりもすごいと思ったのは、この映画のサザエのキャラクターが、現在(日曜夜6:30)まで変わらずに受け継がれていること。この映画を観て改めて「サザエさん」という漫画の偉大さを思い知ることができました。 |
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