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タイトル名 |
シュトロツェクの不思議な旅 |
レビュワー |
ramoさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-08-08 16:46:23 |
変更日時 |
2020-08-08 16:46:23 |
レビュー内容 |
あまり利口とはいえない人間にとって、社会は刑務所よりも厳しい環境なのかもしれませんね。 夢を求めてアメリカへ・・・というあらすじから、もう少しワクワク感のある映画かと思ったら、どんよりしたトーンでパッとしない、最後はもう救いようのない結末でした。 踊ったりピアノを弾いたりするニワトリは、当時の社会の象徴なんでしょうか。生きるために踊り続けなければならない、それができなかったシュトロツェクは社会に抹殺されるしかない・・・という皮肉なのかもしれません。 でも、彼らがアメリカにやってきた時、そして一人で立ち去ろうとした時のギラギラした夕焼け空、それに合わせた音楽など、印象に残るシーンも多く、映画としてのクオリティは高いと思いました。
ところで、アメリカの競売人ってみんなあんな感じ? あれは笑いどころなんでしょうか?(笑) |
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