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タイトル名 |
パリのランデブー |
レビュワー |
ramoさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-10-11 19:53:10 |
変更日時 |
2020-10-11 19:54:14 |
レビュー内容 |
3つのストーリーに描かれているのは、女性絡みで滑稽さをさらけ出す男たちのエピソード。男性なら誰でも似たような経験、あるのでは? この映画のように、観客として俯瞰的に見ていると「自分はこんなバカなことしない」とか思いますが、いざ当事者になると、自分がどれだけマヌケなことをしているのか、わからなくなるんですよねー(笑)
第1話目では、浮気がバレたトホホ野郎より、修羅場のあと、何も知らないで7時にのこのことカフェにやってくるナンパ男に大笑いでした。彼がおもしろいことをするわけじゃなく、そこに登場するだけで笑えてしまうシチュエーションを作る、こういう上質な喜劇、いいですね! 第2話のラストの「えっ? えぇっ・・・?」とポカ~ン状態のおっさんも笑えたし、第3話の「ムダな一日ではなかったな」と自分を納得させる画家は、まるで自分を見ているようでした(^^;
バッドエンドばかりの恋愛ストーリーのタイトルが「ランデブー」。違和感を憶える人もいるかもしれませんが「うまくいく恋愛もそうでない恋愛も、男と女が恋愛劇を繰り広げたら、それはすべてランデブー」というフランスらしいユーモアのように思えました。
こういう感覚の喜劇はこれまで馴染みがなく、でも楽しめて新しい発見もあって、映画に対する経験値がひとつ上がったような気分です♪ |
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