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タイトル名 |
グッバイ、レーニン! |
レビュワー |
ramoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2016-05-09 00:52:19 |
変更日時 |
2016-05-09 00:52:19 |
レビュー内容 |
ドイツ統一によって社会や生活が変わっている様子を、珍しく東ドイツ側の視点で描かれています。歴史的・政治的な出来事をテーマとして扱うと、特に東側目線で表現しようとすると重苦しくなりがちですが、一般市民の家族愛を軸に、コメディっぽい要素もうまく絡めながら、質の良いヒューマンドラマとしてまとめられています。最後、テレビの画面ではなく、息子を見る母のシーンは最高でしたね。でも、息子の気持ちもわからないでもないですけど、母親に真実を伝えないのはどうかと・・・。 あと、お父さんとの絡み、もう少し何とかならなかったんですかねぇ? せっかく登場したのにちょっと尻すぼみっぽい印象が残念でした。 資本主義とか社会主義とか、いろいろな宗教など、この星では多種多様な考え方がぶつかって争いが絶えない・・・なんて、宇宙規模からみれば目クソ鼻クソ程度みたいなことが語られていましたね。どの平和論も、最終結論は「相手を認めること」。こんな簡単なことなのにねぇ・・・ |
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