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タイトル名 |
ドライブ・アングリー3D |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-12-06 13:38:20 |
変更日時 |
2020-12-06 13:38:20 |
レビュー内容 |
ニコラス・ケイジが出るアクションやサスペンスはだいたい見るようにしているので。 普通のバイオレンスアクション。かと思いきや、なんか人外のものが暴れまわる話。 ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は何故死んだのか。どうやって現世に復活できたのか。神殺しの銃とは何なのか。監査役とは何者なのか。一切の説明がなし。すべてご想像にお任せします状態。ここまで開き直りまくりのまる投げ状態だと逆に清々しいというかなんというか。まあ、ザ・バカ映画って感じで。 ただB級グルメに位置する作品なんでしょうが、そこまでおバカに徹する気もないみたいでして。 復讐劇であり、救出劇。そしてニコラス・ケイジの要所要所での迫真の演技。ミルトンの過去の独白なんか、どーゆー気持ちで見ればよいのか。おそらく、ストーリーに深みを持たせようとか、そーゆー気持ちは製作側にあるんじゃないだろーかとも思われるわけです。ですが演出やCG、展開はバカ映画そのものでして。なんともちぐはぐな作品になっています。 ですので、復讐劇ならではのカタルシス、救出劇ならではの爽快感、そんなものとは無縁の作品となっております。 ミルトンを追っかけていたマッド・ポリスの方々が最後まで絡んできて、三つ巴戦とかにしちゃえば、もうちょっと盛り上がったかもしれないですね。それからジョナ・キングでしたっけ?ミルトンの相手をするには、ラスボスとして小物すぎた印象。悪役にもそれなりのカリスマが必要ということでしょう。 最高に良かったのは監査役。ヒロインはいまいち。 |
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