|
タイトル名 |
アラクノフォビア |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2012-05-08 15:49:59 |
変更日時 |
2012-05-08 15:49:59 |
レビュー内容 |
小粒ですがまったく観る者を飽きさせないすばらしいエンターテイメントに仕上がっていると思います。 何より、小さくてひ弱なくせに、一撃必殺の毒蜘蛛という設定が良いではないですか。いつどこに潜んでいるのか分からない現実感がぞくぞくします。 しかも最初は誰も原因に気づいていないんですよ。しかしその謎をひっぱりすぎず、ジェニングス医師がすぐに「蜘蛛が原因ではないか」と疑いの目を向けます。良いテンポですねー。 ですが、ジェニングス、なぜか街の人たちから信頼されていなくて、「ドクター・デス」とか呼ばれちゃって、だれも彼の言うことに耳を貸しません。いいですねー。やきもきしますねー。「ああ、もう。ジェニングスが言っていることが正しいのに!」と良い意味でいらいらします。 そして次第にジェニングスの言っていることを裏付ける証拠が次から次に出てきます。 このテンポです。このノリです。このノリを楽しむ映画と言っても良いです。「ほら、だから言ったじゃん!」と、見返す感じが楽しいのです。 登場人物たちはみんなキャラが立っていて個性的です。 博士の助手、後半からの出場のくせに、いい仕事しています。 みたいな感じで、脇役好きな方にもおすすめの一本です。 いやー、この映画楽しいですけどねー。 |
|
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
アラクノフォビアのレビュー一覧を見る
|