みんなのシネマレビュー
十二人の怒れる男(1957) - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 十二人の怒れる男(1957)
レビュワー tottokoさん
点数 10点
投稿日時 2012-02-23 23:41:50
変更日時 2012-02-23 23:41:50
レビュー内容
あぁ、これは凄かった。脚本書いた人は天才かもしれない。これはほぼ完璧でしょ。舞台でもない映画で、わざわざ情報発信の制約のある密室劇を選び、役者の力量のみで事件を構築してみせる。下手な再現ドラマの数倍、事件が鮮やかに立ち上がる。過ぎる列車の音が聞こえる。最終車両の窓越しに現場のその瞬間が見える。
一人の男の提示する疑問をきっかけに意外な展開を見せる事件の様相もサスペンスフルだけども、事件追求が深まるにつれて十二人各人の人間性があぶり出されてゆくのに息を呑む。どきどきしたなあ。“人を裁く”プロセスでむき出しになる傲慢さ、偏見、日和見、飛び交う感情論。自らの偏見と個人的葛藤をまぜこぜにしてついに崩れ落ちた3番陪審員の心理が全くの他人事とも思えない。人間だなあ。結果彼をそこまで追い詰めることになったH・フォンダが上着をそっと持っていってやる。けっこう過激に討論していたけれどもやはりアメリカの良心なのだった。彼もまた尊いなあ。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-23ラストナイト・イン・ソーホー76.95点
2024-11-22キャノンフィルムズ爆走風雲録66.50点
2024-11-21岸辺露伴 ルーヴルへ行く55.46点
2024-11-20ミッション:インポッシブル/フォールアウト67.05点
2024-11-15誰かに見られてる45.95点
2024-11-10コントラクト・キラー67.29点
2024-11-09パーフェクト・プラン45.14点
2024-11-06スワンソング1010.00点
2024-10-30Pearl パール87.20点
2024-10-28ヘンゼル&グレーテル76.54点
十二人の怒れる男(1957)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS