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タイトル名 |
ロリータ(1962) |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-08-11 00:27:25 |
変更日時 |
2015-01-15 01:09:25 |
レビュー内容 |
規制が厳しかったために、きわどい性に関する描写が無いんですって。そのせいか、テーマのわりに品の良い印象というか、おじさんの単なる悲喜劇にも見える。おじさん本人は大真面目で必死なんだが、なにしろP・セラーズがここでも薄気味悪い怪演をかますし、ロリータも高校生では大人の範疇に入ってしまうしで、少女の無垢さはすでに無いといった有様では「オヤジ気付けやーっ」と客としてはヤジをとばしたくもなっちゃうのだ。 だけど、面白かったですよ。スー・リオンは綺麗ですし、ロリータの可笑し哀しいオカンも存在感強烈。教授はこのオバサンを無駄にいじめて死に至らしめたわけで、罰を食らっても仕方ないのだ。 美少女ロリータのその後といえばこぶ付きの中流(以下?)家庭の一主婦かあ。手に入れたお金も、あの亭主ではあっという間に散財しそう。三者全員、人生がしょーもない所に行き着いたのかと思うと感慨深いですな。 |
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