|
タイトル名 |
世界にひとつのプレイブック |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-10-13 00:04:11 |
変更日時 |
2014-10-13 00:05:05 |
レビュー内容 |
病院に通ってなくたって、人はみんなどこか欠損した部分を抱えて生きているものですよね。主人公の父親のデ・ニーロのジンクス依存症も相当なレベルだし、家庭の不満をガレージでぶちまけるより他に方策の無い友人も登場する。 “本物”の患者であるところのB・クーパーとJ・ローレンスを囲むこういった周囲の人たちもどこか、がたぴししていてそれ故に皆傷ついた物に生暖かくて優しい。そんなゆるい空気の中で元気を取り戻す二人は微笑ましく、さらに言うならもっと笑みを誘うのは、やはり生きるのに必死なデ・ニーロ父さん。この人の滋味溢れるすっとこどっこいぶりは名優の仕事そのものです。 |
|
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
世界にひとつのプレイブックのレビュー一覧を見る
|