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タイトル名 |
ドント・ウォーリー・ダーリン |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-03-13 23:28:23 |
変更日時 |
2025-03-13 23:33:08 |
レビュー内容 |
この世界線が崩れそうになった時、アリスの夫が主張するんですよ「ここだったら僕らは完璧だ」って。50年代の、アメリカがグレイトだった時代を模した妙にペカペカした世界が。君にとっても理想の生活だろう?と。 びっくりしちゃうな。たとえ激務でへとへとのドクター職であろうと、アリスは自分の人生を生きていたんだよ。 自己決定力を取り上げられてもその安寧に甘んじられる人間とそうでない者といて、前者はアリスの夫でアリスは後者だった。なんでこの二人がカップルでいられたのかと不思議に思うくらいだわ。アリスの懐が深かったからだろうな ヒモ男を養うくらいには。「ドンウォーリー・ダーリン」て言ってくれて。 見ていた世界の皮がべろんとめくれて裏返ったら、仲の良い夫婦に見えていたのはエゴ全開の無能男とその犠牲になった女だった。なかなか衝撃で胸の悪くなる仕掛けでありました。 |
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