みんなのシネマレビュー
狩人の夜 - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 狩人の夜
レビュワー tottokoさん
点数 8点
投稿日時 2015-07-20 00:19:55
変更日時 2015-07-20 00:19:55
レビュー内容
古いながら、独特の感性を持つサスペンスです。このセンスは当時としては先鋭的すぎたのでしょうか、評価が今ひとつだったというのは意外です。
幼気な子供が邪悪な大人と対決しなければならなくなる。しかも周囲の大人たちは頼りにならないというプリミティブな恐怖はサスペンスの王道と言いましょうか、作中でも名の出る「青ひげ」この名作を読んだ時の芯から震えが来るような、純然たる”怖い”という感情を思い起こさせました。
モノクロがその効果をいかんなく発揮している映像美もまた特異で、目の奥に強い印象を残します。水草のように揺れる母シュリーの髪、遠くに認める殺人鬼の黒いシルエットは絵画のよう。庭に忽然と、ぽつりとそこにいる殺人者。その存在の異様さ。
まるで暗号のように聖書の教えが作中あちこちに流れます。キリスト教の観点からの道徳を説いているのかと解釈しながら観ていたのですが、ラストでは村人たちが掌を返したようなリンチ寸前の暴動で、その寛容の無さを丸出しにしています。リリアン・ギッシュも辟易して避けて通るほどの。いやなんというか、ひとクセもふたクセもある、どこまで奥行きがあるのかわからないお話でした。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-01浮雲(1955)67.40点
2025-02-26ベートーベン66.66点
2025-02-21おもいでの夏86.46点
2025-02-18バンド・ワゴン(1953)66.87点
2025-02-13ザ・コンテンダー56.15点
2025-02-12ヒトラーのための虐殺会議〈TVM〉77.00点
2025-02-08RRR67.81点
2025-01-31ロイ・ビーン57.26点
2025-01-28RAW~少女のめざめ~56.80点
2025-01-26レッド・ドラゴン(2002)66.59点
狩人の夜のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS