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タイトル名 |
我等の生涯の最良の年 |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2022-07-23 23:49:23 |
変更日時 |
2022-07-23 23:49:23 |
レビュー内容 |
W・ワイラーらしい壮大な人生賛歌。復員兵3名それぞれの心や身体の傷みを性善説でくるんでいるかのようなお話で、まあシビアすぎるリアリズムを見せつけられるよりは心がほっとします。 でも優しいゆえエッジの効きが悪いと感じることも。メンタルの戦争後遺症の描写はとてもゆるいし(ベトナム戦争後の諸作品はこんなもんじゃないですよね)、銀行家のアルはアルコール依存症になりそうだけどエグイ状況になる寸止めに収めていますし。 時代柄もあるのでしょう、女性の造型が良妻型かあばずれかの二種類というのも底浅でつまんないですね。 長尺を感じさせない整った脚本ですが「古き良き」という言葉がぴったりのクローゼット・クラシック。久々に押し入れから出してみたら、うわ古いなあと思っちゃう、そんな感じです。 |
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