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タイトル名 |
赤い靴(1948) |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-10-14 23:57:34 |
変更日時 |
2014-10-14 23:57:34 |
レビュー内容 |
芸術に完璧を求めても、そこは神の領域。人間が近づこうとすれば、気もふれようというもの。どちらかというと、ヴィクトリア・ペイジよりも支配人レルモントフの方がマッドネスだった気もする。舞台に出て嘆く彼は、彼女そのものの死より、稀有の踊り手を失ったことへの哀悼に満ちている。絶命したヴィクトリアは彼の身代わりのような、悲しくも酷い芸術の代償。 |
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