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タイトル名 |
バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 |
レビュワー |
HIGEさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2016-03-29 12:33:57 |
変更日時 |
2016-03-29 12:33:57 |
レビュー内容 |
アベンジャーズより歴史が古い割に、いまいち日本では知名度の低いジャスティス・リーグ。 内容に関しては正直「微妙」でした。
前作「マン・オブ・スティール」で市街地を破壊し過ぎじゃないか?と思っていたので、今回の冒頭は引き込まれました。 大きな目で見ればヒーローかもしれませんが、巻き込まれた人たちからすれば、たまったもんじゃありませんよね。 これは、近々公開される「キャプテンアメリカ シビル・ウォー」でも取り扱われるテーマだと思いますが、今作に関しては物足りない。 なぜなら、スーパーマンが悩まなすぎだから。 はたから見ると「しょうがないじゃないか、悪を倒すためには多少の犠牲は仕方がない」と開き直っているように見えました。 故に、公聴会での自爆テロ直後、急に考え方が変わったように見えてしまって違和感バリバリ。
バットマンも何か中途半端…というか、20年戦い続けているという話なので、恐らくバットマンの大筋な話は終了済で進んでいるのかな?
とにかく中盤まではダラダラと退屈な時間が流れていきます。 本格的な戦いが始まるのは終盤も終盤。そして予想通りですが敵が強すぎてバットマンが空気。 そこで大活躍するのがワンダーウーマンですよ。 他の方も書いていますが、彼女の存在は相当大きいです。スーパーマンに匹敵する援軍の登場はタイミング的にもバッチリでした。
でもなあ、結局周りは破壊されまくってるんですよ。 また新たな被害者が!?とか思ったら、「あそこは無人島です!」「ここは廃墟だから人はいない!」というご都合展開。 次回作以降どうするんでしょうか?ドラゴンボールとか戦隊物みたいに、毎回無人の地域に敵を連れていって戦うのかな?
そして何より、レックス・ルーサーが何をしたかったのかがよく分からなかった。 スーパーマンを陥れるには凄い遠回りで雑な作戦ばっかりだし、今回のラスボス、ドゥームデイズを復活させたかと思えば特にコントロールできるわけでもないし、ただただ頭のイカれた天才、という感じでした。 ジョーカーに近いのかな?そんなキャラクタではなかったと思うのですが…。
2020年までDCコミックの映画化が予定されているようですが、スタートがこれだとかなり不安です…。 途中で頓挫しないことを切に願います! |
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