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タイトル名 |
アバター(2009) |
レビュワー |
mikiさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2012-11-28 16:50:27 |
変更日時 |
2012-11-28 16:50:27 |
レビュー内容 |
はっきり言って話の内容など、子供に聞かせる程度のレベルである。人類を裏切ってナヴィになったジェイク。村の娘に惚れたから?パンドラの美しさに魅了されたから?不自由だった両脚で再び自由に走れる様になったから?浅はかである。彼のおかげで、作中の言葉を借りれば「瀕死の地球」へ帰らざるを得なくなった人間たち。中には職を失うものもいるかもしれない。そしてその帰りを待つ家族…。自己中もいいところである。ジェイク(監督)はそういう事を考えたのだろうか?ま、映画に対してここで一人吠えても仕方が無いか。映像クオリティには目を見張るものがあるが、相も変わらぬご都合主義ハリウッド大作をまぁここまでストレートに描かれてはいい加減嫌気がさし、アホらしい。僕はどうしても『ナヴィ』には感情移入出来ず、大佐に「人類を裏切った気分はどうだ?」と言われ、ネコみたいに「しゃーっ!」って威嚇したナヴィ・ジェイクを見て、本気で「大佐、あの睡眠ポッドぶっ潰してやれっ!」って思ったよ。さて、この年アカデミー作品賞をこの『アバター』をおさえて『ハート・ロッカー』が受賞しましたね。「偽善」など描かず、ありのままのリアルな世界を表した演出が票を集めたんでしょうか。『アバター』が作品賞を獲らなかった事に関しては、まだまだアカデミーも捨てたものではない、という事でしょうかね。 |
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