|
タイトル名 |
アーロと少年 |
レビュワー |
Northwoodさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2016-03-19 01:03:48 |
変更日時 |
2016-03-19 01:03:48 |
レビュー内容 |
これはホントにCGアニメーションなのか?まず思ったのはこれ。風にそよぐ草、水中および水面の表情、そしてもちろんCMでも使われるホタルのシーンなど、あらゆる自然の情景を恐ろしいまでの精度で表現しています。もはや、この映画がアニメであることを主張しているのは、極端にデフォルメされたアーロと少年をはじめとした生物だけです。 シリーズ物を除けば、作品中にいつも、何か革命を起こすような仕掛けをするピクサーですから、私は素直に「これは、背景を楽しめって言うことね」と勝手に解釈して、大いに堪能しました。背景は10点、でもストーリーはそれほど・・・だったかな。 「言葉を話す高度な文明をもつ恐竜と、犬のように知能の低い人間の組み合わせ」、というのは、設定としては必然性を感じないし、ちょっとひねりすぎじゃないかい?なーんて思ってみてましたが、映画が終わって、家に帰り、飯を食って風呂に入り、さー寝ようと横になった瞬間に、オープニングのシーン(大隕石が通り過ぎる→数百万年後)の意味がわかって数時間置いての思い出し笑いをしてしまいました。そういうことか!私の脳がそれこそステゴザウルス並みと言われれば反論のしようもないですが、小学生以下でこれを正確に理解できる子ってそうはいないんじゃないかな? |
|
Northwood さんの 最近のクチコミ・感想
アーロと少年のレビュー一覧を見る
|