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タイトル名 |
マグニフィセント・セブン |
レビュワー |
Northwoodさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2017-02-04 09:10:00 |
変更日時 |
2017-02-04 09:13:04 |
レビュー内容 |
現代の映画表現においては、「善玉が悪人をやっつける」という図式は成立せず、どう取り繕っても「善玉が悪人を殺害する」になってしまう。(既に四半世紀も前に「許されざる者」で示されていることだが)おまけに、主役の7人がそろいもそろってアウトローぞろいのため、最初のガンファイトでは、奇襲をくらってばたばた倒される敵側のほうが気の毒に思えてしまうほどだった。 今回の7人は、戦う理由が殆ど個人の胸の内だけにあり、そのため本来主役であるべき街の人たちとの関係はほとんど描写されない。C.プラット演じるファラデーのキャラクターは好感が持てたので、例えばお得意のカードを利用して、街の子供たちとの交流を描くなどすれば(つまりチャールズ・ブロンソン的な役柄にする)、最後の決死の突撃のシーンでもっと盛り上がったのになと思いました。 |
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