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タイトル名 |
HERE 時を越えて |
レビュワー |
Northwoodさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2025-04-10 00:35:53 |
変更日時 |
2025-04-10 00:35:53 |
レビュー内容 |
ただの実験作。 長く生きていれば誰の人生にだって、親しい人との別れとか、子供の誕生だとか、映画にするほどではないけれど、個人的にはとても重要で心を動かされる場面はあるはず。そりゃもちろん私にも、これを読んでいるあなたにも。この映画で描かれている全てのエピソードは、その範疇のもの。 全く動かない画面は、ラストの一場面を少しだけ感動的に盛り上げるための「しかけ」でしかありません。この「しかけ」がなかったら、ごくごく平凡な人の平凡な人生をただ眺めているだけのもので、とても映画としてみせられるようなものではなかったと思います。 ネイティブアメリカン、フランクリンの子供、リクライニングシートの発明家、パイロットの家族、黒人さん家族、とアメリカ大陸の様々な家族の逸話がランダムに挟まれますが、これらも特に関連するわけでもなく、効果があったとは思えません。 キャストと演出の感じからして、フォレスト・ガンプの姉妹作のような感じではありますが、これが着地点だとは残念。これがロバート・ゼメキスのフィルモグラフィーの打ち止めになってしまうかと、余計な心配をしてしまいます。 |
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