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タイトル名 |
ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ) |
レビュワー |
かたゆきさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2020-09-20 22:32:49 |
変更日時 |
2020-09-24 19:31:47 |
レビュー内容 |
少女に捨てられた無力な雑種犬が、街のストリートで様々な経験を積むうちに次第に仲間を増やしてゆき、最終的には巨大な犬軍団を率いて少女の元へと帰ってゆくというお話。ともすればファンタジーに流れそうな内容を徹底的にリアリズムな視点で描くというのは、まあ新しいと言えば新しいですけど、ちょっとお話としては薄っぺらすぎますね、これ。主人公が犬なのか少女なのかが明確でないため、いったい誰に感情移入していいのか最後まで分からず、なんとも居心地が悪い。ただ淡々と出来事が羅列されてゆくだけなので最後までいまいち盛り上がらないまま終わっちゃいました。もうちょっと脚本を練って欲しかったです。本作の最大の見所は、CGを一切使わずホンモノの犬を使って全編撮影しているところ。それも中盤までは「おー、すげぇ!これは撮るのに手間ひまかかってますなぁ」と思わせるものの、さすがに後半は無理があります。てか、凶悪な犬軍団が襲来し街が大混乱に陥ってしまうという割には、その犬軍団がけっこうショボい。せいぜい100匹ぐらいにしか僕は見えなかったんですけど!まあCGを使わない撮影ではこれくらいの数の犬が限界なのだろうけど、さすがにこの程度の犬っころ軍団に機動隊が太刀打ちできず、ひたすら人が殺されまくるというのは説得力がなさ過ぎますわ~~。身も蓋もないことを言っちゃいますけど、これなら普通にCG使った方が良かったんちゃいますのん(笑)。とにかく新しいことに挑戦しようというそのチャレンジ精神と、主役の女の子が僕のロリ心をビシバシ突いてくるなかなかの美少女だったので、+1点! |
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