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タイトル名 |
ロスト・フライト |
レビュワー |
かたゆきさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-01-31 12:17:13 |
変更日時 |
2025-02-05 13:11:19 |
レビュー内容 |
それはいつものように平凡なフライトになるはずだった――。シンガポール発東京行きのLCC航空の旅客機。新年を明日に控えた大晦日の夜、14人の乗客を乗せたその機体はいつものように空港を出発する。このフライトを終えたら休暇を取り久しぶりに娘と会う予定のトランス機長のもと、当初は順調に航路を進んでいた。たがフィリピン上空に達したところで予期せぬハプニングに見舞われるのだった。激しい嵐に巻き込まれた機体が運悪く落雷に遭い、なんとすべての電源が落ちてしまったのだ。トランス機長の咄嗟の判断で何とか胴体着陸に成功した飛行機。だが、そこは政府の力も遠く及ばない反政府ゲリラが支配するジャングルの真っ只中だった。飛行機は電源が落ちてしまって飛ぶことは出来ない。このままここに留まっていれば、身代金目的のゲリラに捕まり命の危険にさらされることは明らか。責任を感じたトランス機長は、偶然同機で護送中だった犯罪者で元軍人の男とともに、助けを求めて険しいジャングルをゆくのだったが……。嵐に遭いジャングルへと不時着してしまった航空機の機長やCA、そして乗客たちの決死の脱出劇をノンストップで描いたサバイバル・アクション。主演を務めるのは、男臭い演技には定評のあるジェラルド・バトラー。もうお話をちょっと聞いただけでどんな内容なのかほとんど分かるような超ベタなお話なのですが、エンタメ映画としてのポイントはそれなりに押さえられており、自分はそこそこ楽しめました。当初は順調と思われていたフライトが一転、今にも墜落する危機的状況に陥ってしまう機内の緊張感とか、それなりに良かったですし。その後、見ているだけで汗が滲んできそうなジャングルを舞台に繰り広げられる、凶悪なゲリラとの攻防もリアリティがあってそれなりに見応え充分。乗客の為に男気をみせるジェラルド・バトラーさんもそれなりに華があって、最後まで見ていられます。まぁあまりにもベタすぎて驚きや感動などは一切ありませんが、暇つぶしで観る分にはそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。って、感想の枕詞に全部〝それなり〟がついちゃうのが本作のレベルを端的に表してますね。それなりに楽しめるそれなりの映画でございました。 |
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