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タイトル名 |
狼たちの午後 |
レビュワー |
風小僧さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-04-20 16:07:00 |
変更日時 |
2025-04-20 16:07:00 |
レビュー内容 |
導入部のドキュメンタリー調、大都会ニューヨークの光と影の描写が秀逸。典型的な劇場型犯罪を題材とし、ベトナム帰還兵の社会復帰の問題にゲイ差別やストックホルム症候群を織り込み、暑苦しさ全開の臨場感がある。 人質とっての凶悪犯に拍手喝采、日本でいえばねずみ小僧に送る視線と同様だが共感はない。激情的なソニーに比べ妙に冷静なサルの方がまともに見えるが、むしろ彼の方が不気味。表面的な印象だけで判断は危うい。 事の性質上、犯人側からの視点が圧倒的に多いため途中膠着状態が続き中だるみ気味。最後に犯人たちが捕まるシーンはスリリングで見ごたえがあった。 |
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