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タイトル名 |
手紙は憶えている |
レビュワー |
風小僧さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2019-12-29 10:53:35 |
変更日時 |
2020-01-05 14:35:27 |
レビュー内容 |
社会派ロードムービーサスペンスと言う感じで、邦題は「Remember」をカタカナにしただけでもいい。 アウシュビッツの生き残りがマダラぼけの老人の記憶を操作しナチス兵士への復讐に成功する。だが、認知症患者が方々旅することが現実的に可能か疑問。 加害者の自覚がなければ復讐しても価値が薄いとマックスは思ったか。その執念たるや良し。一般的に、犯罪であれ戦争であれ加害者は忘れても被害者は忘れない。ラストのどんでん返しは面白かった。 世界の現状を見ると、「栄光への脱出」や「アイヒマン追跡作戦」等、ハリウッドのフィルターを通して観た頃の心象風景とはまるっきり違う風景になってしまった。故に、この復讐劇への共感は弱い。 |
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