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| タイトル名 |
遠い空の向こうに |
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| レビュワー |
風小僧さん |
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| 点数 |
7点 |
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| 投稿日時 |
2023-11-26 16:18:28 |
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| 変更日時 |
2023-11-27 21:34:42 |
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| レビュー内容 |
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実話を基に、宇宙を目指しロケット製作に熱中する少年たちを描く。何度も失敗を繰り返しながら目標に向かう主人公は、多くの失敗の上で発明・発見を成し遂げた先人の姿に重なる。ロケット打ち上げが成功した後、どこに落下？と思えば山火事発生。ぬれぎぬを着せられた少年たちが方程式で原因を探る展開が面白い。
ライリー先生や母親の理解がいいね。斜陽産業の石炭採掘で地中深く潜る父親と、未来に向け遠い空を目指す息子という対比の妙。青春映画として、家族の映画としての魅力だけでなく、社会性も織り込んでいる。ロケット失敗シーンの数々を観ると、ミサイルとロケットは同じ技術だなと痛感。ロケットと称してミサイル発射、ミサイル発射して侵略、テロと“自衛”の応酬でミサイル発射・・・技術の進歩がこれか？この頃特に考える。
全米科学コンテストは優勝までの経緯があっさり描写で少々物足りない。
廃れゆくものと伸びゆくものの対照で冷徹な現実を映しつつ、家族の愛情を浮き彫りにする。ブラウン博士は偉大な人だが「僕のヒーローじゃない」つまり「ヒーローは父さんだ」と、ホーマーの心の叫びが聞こえてくる。 |
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