みんなのシネマレビュー
ザ・バニシング-消失- - 飛鳥さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・バニシング-消失-
レビュワー 飛鳥さん
点数 7点
投稿日時 2020-09-29 20:52:24
変更日時 2020-09-29 23:02:03
レビュー内容
キューブリックがこれまでで最も恐ろしい映画だと絶賛したそうだが、サイコサスペンスとしてよくできた作品。
反社会性パーソナリティ障害の犯人の不気味さがヒシヒシと迫ってくる。といっても、犯行のシミュレーションや失敗続きが少し滑稽で軽いタッチなので、おどろおどろしい感じはまったくない。日常に潜む狂気というようなものが、次第に正体を表す感じ。
消えた彼女は一体どうなってしまったのか、そのサスペンス性で最後まで引っ張られる。その謎が明かされるラストがインパクトがあって余韻が残る。
金の卵に閉じこめられた夢の話と、ラストの新聞記事の卵型の二人の写真が重なってくる。トンネルの暗闇や閉所でのサスキアの恐怖心や犯人の閉所恐怖症など、他にも伏線が巧妙に幾つも張られているのに感心する。何気ないシーンも、後になって意味を持っていることに気づく。
彼女がどうなったのか知りたければ、同じように睡眠薬入りのコーヒーを飲めという犯人の要求。
普通なら絶対拒絶するようなとんでもない話なのだけれど、レイモンがそれを受け入れても仕方ないかもと思わせるくらいの追い込まれ方なので、そんなことありえないとは感じさせない。
犯人への嫌悪感がまとわりつくような余韻の残るラストで、この後味の悪さは監督としてはしてやったりなのだろう。
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-07-14ちはやふる 結び57.15点
2024-07-01ラーゲリより愛を込めて67.44点
2024-07-01イエスタデイ(2019)77.06点
2024-06-30空白76.38点
2024-06-29ANNA/アナ(2019)87.30点
2024-06-29アメリカン・スナイパー76.93点
2024-06-29しゃぼん玉77.37点
2024-06-29トップガン マーヴェリック68.00点
2024-06-28探偵はBARにいる45.71点
2024-06-282重螺旋の恋人56.60点
ザ・バニシング-消失-のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS