みんなのシネマレビュー
愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン - 飛鳥さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン
レビュワー 飛鳥さん
点数 9点
投稿日時 2015-02-04 22:54:09
変更日時 2015-02-04 22:54:09
レビュー内容
ベアールが泉での水浴びで美しいヌードを披露。
もちろんベアール目当てで見たのだが、そんなよこしまな気持ちはストーリーに引き込まれてどうでもよくなってくる。
実はⅠにはベアールが出ないのでⅠを見ずにこのⅡから見始めたが、途中でこれは絶対にⅠを見てからのほうがいい映画だと察知して中断。
日を改めて、Ⅰを先に見ることに。
そうしたらⅠが期待通りの作品で、すぐにⅡを見ずにはいられなくなる。
ⅠとⅡは言ってみれば前編・後編のようなもので、前編を見なければ後編は成立しないのと同じ。
一つの映画としてセットで見るべき。

因果応報、自業自得を絵に描いたような物語。
Ⅰではウラゴンとパペの悪事は暴かれることなく、悪人が得をするラストだったが、Ⅱで全部ツケを払わされた感じ。
西洋のおとぎ話のような古典的な味わいもあり、リアリティはないけれど、物語としてよくできていて釘付けにされる。
悲劇ということなら、ストーリーは全然違うがロミオとジュリエット並。
そういえば、こちらも分岐点は行き違いで届かなかった手紙だった。
手紙が届いてさえいれば、ハッピーエンドになったのに。
盲目の老女から真実を知ったパペが、生きる気力を失くして翌朝ベッドで冷たくなっているというのは、自殺でもないのに通常ありえない死に方。
でも、それも納得してしまうくらい失ったものが大きすぎて、それも全部自分自身の招いたこととなれば、生命エネルギーがゼロになるのかも。
マノンの復讐は当然で、ざまあみろというカタルシスもあるが、同時に運命の苛酷さと哀しみも感じる。

あまり知られていないようだが、隠れた名作と言ってもいいレベル。
思いがけない秀作だったので得した気分。
キャストもばっちりハマって素晴らしい。
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-07-14ちはやふる 結び57.15点
2024-07-01ラーゲリより愛を込めて67.37点
2024-07-01イエスタデイ(2019)77.06点
2024-06-30空白76.38点
2024-06-29ANNA/アナ(2019)87.30点
2024-06-29アメリカン・スナイパー76.94点
2024-06-29しゃぼん玉77.37点
2024-06-29トップガン マーヴェリック68.00点
2024-06-28探偵はBARにいる45.71点
2024-06-282重螺旋の恋人56.60点
愛と宿命の泉 PART II/泉のマノンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS