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| タイトル名 |
パピヨン(1973) |
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| レビュワー |
飛鳥さん |
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| 点数 |
7点 |
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| 投稿日時 |
2013-12-01 19:36:11 |
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| 変更日時 |
2013-12-01 19:36:11 |
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| レビュー内容 |
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パピヨンの生きる力が凄まじい。
何が何でも生き延びて脱獄しようとする強靭な意志と果敢な実行力。
地獄から這い上がる逞しさに感動を覚える。
諦めずに闘い続ける姿は驚嘆に値し、不屈という言葉が最も当てはまる人物だ。
拷問のような独房生活で、ドガの名を最後まで白状しなかったのも人間業とは思えない。
ドガとの友情は極限状態を共にする戦友を彷彿させる。
Ｓ・マックィーンとＤ・ホフマンの共演はさすがに見応えがあった。
半死半生のパピヨンの夢に出てきたシーンが暗示的。
犯したのは殺人よりもっとひどい、人間としてのの最悪の罪――それは人生を無駄にしたこと。
パピヨンはそれまで人生を無為に過ごしてきたのだろう。
死や拘束に直面して初めて生や自由のありがたみを知る。
ギロチン処刑、ゴキブリ入りの食事、ハンセン病の村、原住民の裸族との交流など、刺激的な画もあって盛りだくさん。
でも、内容が重いこともあって２時間半は少し長い。
冗長にならないように二、三十分カットしたほうがテンポがよくなると思う。 |
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