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タイトル名 |
ひまわり(1970) |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-08-15 23:32:23 |
変更日時 |
2014-08-15 23:32:23 |
レビュー内容 |
精神疾患を装っての徴兵逃れがバレて、極寒のソ連前線へ。 身から出た錆とも思えるが、雪の中でバタバタと倒れていく兵士たちの姿に苛酷な状況が伝わってくる。 生死不明の夫をロシアまで行って懸命に探すジョバンニ。 そこで見たものは、助けてくれたロシア女と家庭を持ったアントニオ。 その衝撃は察するに余りある。 一方、アントニオもジョバンニに他の男との赤ん坊がいると知ったときは同様だろう。 お互いの消えない愛の炎を確認しながらも、もう戻れないと悟る二人が切ない。 シンプルな話ではあるが、飽きずに最後までしっかり見せてくれる。 無数の屍の上に咲いた大輪のひまわりがとても印象的。 |
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