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タイトル名 |
セントラル・ステーション |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2014-05-14 20:09:21 |
変更日時 |
2014-05-14 20:09:21 |
レビュー内容 |
代筆業のドーラは手紙を出さずに捨ててしまうし、母を事故で亡くした少年を売り飛ばすし、とんでもないおばさん。 ロードムービーとしてはありがちな話ではあるが、ドーラのキャラがいい。 少年が万引きしたのを説教しながら、自分はさらに盗みを重ねる。 せっかく口紅を塗ったのに、トラックの運ちゃんに逃げられる。 ドーラと少年は擬似親子の関係だが、親が子によって成長している。 ごうつくババアだったドーラが愛おしくなってくる。
旅行くブラジルの自然が美しい。 それと対比的にブラジル社会の暗部が垣間見える。 パンを盗んだ者を容赦なく撃ち殺す。 低い識字率。子供の臓器売買。 そんな社会の中にもある普遍的な情愛が心に響く。 |
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