みんなのシネマレビュー
ブロードウェイと銃弾 - 飛鳥さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ブロードウェイと銃弾
レビュワー 飛鳥さん
点数 9点
投稿日時 2014-10-24 22:39:18
変更日時 2016-10-08 17:15:36
レビュー内容
登場人物が個性的で、キャラや台詞が生き生きとしている。
プライドが高くて我がままばかり言う落ち目のベテラン大女優。
頭が空っぽで演技もど素人なくせにスターを夢見るマフィアの情婦。
情婦のご機嫌を取るため無理難題を突きつけるマフィアのボス。
スポンサーであるマフィアのボスに何も言えないプロデューサー。
そんな連中に芝居をめちゃくちゃにされていく脚本兼演出家の姿がおかしくて哀れ。

ずっと芝居を見せられてきたギャングの監視役チーチが、思わぬ名案を提案する展開は実に愉快。
そこにプライドを傷つけられてへそを曲げる主人公も、可哀想な被害者という面だけでなく弱点を持った人間として描かれている。
才能もチーチに劣り、出演者と男と女の関係になってしまう。
主人公よりもチーチが完璧な作品を求めていくようになるのが面白い。
どっちがプロの作家なんだかわからなくなる。
自分の作品のためには人も殺すほど鬼になれるなんて、究極のアーティストともいえる。
一方、主人公はアーティストよりも平凡な人間たることを選んだ。
それぞれみんな人間味があって血が通っているので、ドラマが躍動的に映る。
もったいなかったのはラストで、ちょっと安直なハーピーエンド。

三谷幸喜がこの作品を好きだというのもわかる。
『ラジオの時間』は明らかに本作にインスパイアされている。
予定調和気味にまとまった三谷作品より、角があって予測のつかない面白さ。
ウッディ・アレンの作品の中では、クセもなくて一番楽しめる。
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-07-14ちはやふる 結び57.15点
2024-07-01ラーゲリより愛を込めて67.37点
2024-07-01イエスタデイ(2019)77.06点
2024-06-30空白76.38点
2024-06-29ANNA/アナ(2019)87.30点
2024-06-29アメリカン・スナイパー76.94点
2024-06-29しゃぼん玉77.37点
2024-06-29トップガン マーヴェリック68.00点
2024-06-28探偵はBARにいる45.71点
2024-06-282重螺旋の恋人56.60点
ブロードウェイと銃弾のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS