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タイトル名 |
怒りの荒野 |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2015-01-04 00:24:52 |
変更日時 |
2015-01-04 00:24:52 |
レビュー内容 |
力を持つと人は変わる。 蔑まされてきた掃除夫が銃を手にしてから、力関係と人間関係が一変する。 思い上がりの見えるスコットに忠告するのは、早撃ちを教えた元保安官。 その元保安官とタルビーの狭間で、どちらにも恩のあるスコットは身動きがとれない。 スコットと元保安官のつながりを序盤でしっかり描いていれば、この葛藤がもっと胸に迫ったはずなのに。 それ以外にも、ところどころに中途半端な印象を受ける。 恋愛が絡むのかと思えば相手は性悪女で発展せず、蔑んだ人たちへの復讐かと思えばそういうわけでもなく。 それでもラストのジュリアーノ・ジェンマとリー・ヴァン・クリーフの二枚看板の一騎打ちは、西部劇の醍醐味だ。 結構おもしろかったけれど、いろんな要素がまとまりきれずに盛り上がり切れなかったのが残念。 |
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