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タイトル名 |
催眠 |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2013-01-07 00:32:23 |
変更日時 |
2013-01-07 00:32:23 |
レビュー内容 |
催眠と多重人格って、それで何でも説明できてしまうから、夢オチと同じで飛び道具のようなもの。 辻褄合わせにもってこいなので、よっぽどうまく使わないとずるい印象を与えてしまう。 ところが、この飛び道具を2つ使ったのに、ストーリーがめちゃくちゃで辻褄の合わないことだらけ。 刑事(宇津井健)が拳銃で死ぬ場面などは噴飯もの。 金属音を聞くまいと劇場の外に逃げ出そうとするが、なぜ先に耳を押さえない? それに河童のエピソードが自殺するような理由なのか? だいたい催眠でどういう暗示を与えるにしても、誰でも自殺に追いやられるというのが説得力がない。 極めつけは、由香が宇宙人だか化け物だかに変化したシーン。 心理サスペンスと思っていたのに、突然オカルト的なホラー展開になった。 怖いというよりも、口があんぐり。 緑の猿の正体が人間の心だといわれても、話が完全に破綻しているのでわけがわからない。 菅野美穂の熱演だけがむなしく光る結果となった。 |
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