|
タイトル名 |
フューリー(2014) |
レビュワー |
カニばさみさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-12-06 20:48:56 |
変更日時 |
2014-12-06 20:48:56 |
レビュー内容 |
序盤は凡庸な戦争映画のディテールでしたが、田舎町を占拠してからはかなり面白かった。退屈と感じる人も多いであろうアパート内のシーンが一番お気に入りです。あの緊張感は出したくても出せない。ブラピだからこそ表現することが出来たシーンでしょう。クライマックスの籠城戦(籠戦車戦?)では、男たちの友情とノーマンの成長を残酷なリアリティと共に描き切っており、好感を持ちます。ラストの皮肉も痛烈で、戦争・軍隊のバカバカしさを見事に浮き彫りにしており、深刻なテーマを持ち出しながらも戦闘の快楽を優先的に表現しようとしている映画よりもはるかに良い。歴代の傑作戦争映画と比べれば幾分落ちる作品ではありますが、決して無駄な作品ではないと思います。 |
|
カニばさみ さんの 最近のクチコミ・感想
フューリー(2014)のレビュー一覧を見る
|