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タイトル名 |
ミッション:8ミニッツ |
レビュワー |
すかあふえいすさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2016-12-15 04:16:08 |
変更日時 |
2016-12-15 04:16:08 |
レビュー内容 |
この映画は、もしも運命を変えることが出来るなら…という願いも込められた作品なのだろう。 変えようと足掻き続けた者の、それを見守り続けた人々の表情と葛藤。
海岸沿いにそびえる摩天楼、列車、窓にもたれかかり眠りから目覚める男。 相席で話しかける者、胸ポケットから取り出すもの、電車内で蠢く人々、窓に映るもの、鏡、写真、列車内を奔る“風”が無情に告げる別れ。
目覚めた先で見たもの、窓の向こうで動く人々。
繰り返される光景と“8分”、視点変え、“変える”ための行動、登った先にあるもの。 ぶん殴ってでも黙らせたかった、救いたかった。 “戻る”度に刻まれる異変。
挨拶、聞き出す名前、人間観察、荷物、口づけ、中から外への追跡、隣に座った後にぶん殴る。
“出る”…いや“繋がる”ための足掻き。移動、懐中電灯でこじ開けるもの、紙に記る“印”、電話、駆け巡る記憶、焔。
突き付けるもの、扉が閉ざされるならこじ開けるまでよっ!
ポケットの中身、車越しに倒れるもの。
選択、共謀、迫り来る時間、時が止まったように残され完全に切り取られる“一瞬”、箱の中身。 |
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