みんなのシネマレビュー
ニュー・シネマ・パラダイス - すかあふえいすさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ニュー・シネマ・パラダイス
レビュワー すかあふえいすさん
点数 8点
投稿日時 2014-01-21 23:27:17
変更日時 2014-12-07 16:06:10
レビュー内容
こういう映画はねえ、子供の頃に見ないと絶対ダメ。大人になって「ケッ こんなもんか」って根性捻じ曲がってから見たら損だよ。そんなワケで、良い映画って奴は子供の頃から見せた方が良いよ全国のお母さんお父さん(誰に言ってだろうか俺は)
子供の時から映画に触れて育ったトトと、映画一筋に生きてきたアルフレードの交流を描いてく部分を始めとした密度のあるドラマ。
喜びと哀しみを交えながらトトの半生を覗いていく。
劇中の人物たちは子供から大人、老若男女まで映画に対する幅広い反応を示す。
寝る奴も居れば劇場で子作りまで始める大胆な奴らもいる。さすがイタリア情熱的。
それは我々が視聴者や評論家ではなく、子供心の純粋な感受性というか、ありのままを受け入れ楽しむという心持ちを思い出させてくれる。
この時代の映画は「見る」というよりは「そこにしかないから見に行く」という感覚の方が強かったのかな。
今みたいにTVやDVD、VHSのような媒体が無いのが当たり前で、映画館に行くのはお祭りみたいなもんだったのだろう。
そこに溢れる夢や希望といった「幻想」を糧にして、辛い現状に真正面から向かっていく心の支えとしていたんだろうな。それはどんなに媒体や時代が変わっても普遍的なものだと俺は思う。
映画と絡めて成長していく主人公の女性関係も面白い。
厳しくも優し気な美しい母マリア、
一目ぼれした可憐な少女エレナとの儚い恋。
「映画」を主題にしているだけに、絵で魅せる部分もたっぷりと詰まっている。
目が見えなくなったアルフレードの記憶の中には、まだ“幼い姿”のトトがいる。手を握り「大きくなったなあ」と画面が切り替わった直後・・・成長したトトがいるんだよなあ。粋だね本当。
意味深で解釈しづらいシーンも多少あるが、「視聴者に投げかける」のではなく「視聴者に問いかける」よう。
さすがにやたらめったらキスシーンが出てくるのは教会の神父じゃないが「カットした部分でやれ」と辟易したけど。
オマケに昔の恋人とはいえ人妻と「ズキューンッ!」(完全版は個人的に蛇足な印象、あの部分だけ恐ろしく退屈だった)。
イタリア人は恐れを知らない。素晴らしい精力だ(褒めてる)
劇中に多く現れる往年の名作映画を数えるだけでも楽しみがいがあることだろう。
すかあふえいす さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2017-06-15トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男97.11点
エリン・ブロコビッチ96.92点
2017-06-06美女と野獣(2017)97.22点
2017-06-06LOGAN ローガン97.01点
2017-06-06ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス96.87点
2017-05-27見えざる敵87.00点
2017-05-27ドリーの冒険86.25点
2017-05-27これらのいやな帽子84.00点
2017-04-25アルジェの戦い98.00点
2017-04-24怪盗白頭巾 前篇97.00点
ニュー・シネマ・パラダイスのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS