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タイトル名 |
呪怨2 (2003) |
レビュワー |
にょろぞうさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-03-15 13:35:05 |
変更日時 |
2014-03-15 13:35:05 |
レビュー内容 |
劇場版呪怨1が今ひとつだったのでさほど期待してなかったせいかそこそこ面白かった しかし最初のビデオ版呪怨に比べると不気味さではかなり落ちる やはり悪霊がただの白塗りであることが完全にバレてることが一番の原因だろうな ビデオ版はかなりのインパクトだったが、さすがに4作目なのにまったく変わらないこの造形はキツい さらにカメラワークや編集等が最初のビデオ版から一歩も進化してないのはかなり不満だ せめて劇場版なのだからそれなりの重厚さがほしい とにかく悪霊が出過ぎるわりに白塗りの伽椰子と俊雄だけなので飽きて来る さほど白塗り達が出てこない序盤の新山千春の章あたりが一番怖かった しかし時系列を無視したオムニパス構造は「事件を巻き戻したらこうだった」的なおもしろさがある 朋香篇の壁の音とか千春篇の恐怖の顛末とかはなるほどと思わせた ヒロインがいきなり出産するラストはやりすぎ だったらお腹が大きくなるまで時間の経過が必須だ 時系列じゃ無いのが売りの映画なのでどうにでもなっただろうに 今までの存在感が曖昧な悪霊という存在からモンスターに変わってしまったら不気味さが無くなってしまう しかも回りの医者達がその場で死んでしまったら大事件になるだろ リアルからかけ離れるとこの呪怨に関してはかなりのマイナスだ 医者達が死ぬ理由も描かないのは完全にやっつけなオチ これはしらける 紙袋に赤ん坊が入ってるのは造形の費用を浮かしたとしか思えなかった だったらわざわざ撮らなくてもいいだろう この出産のエピソードは無くても良かったと思う いつのまにかヒロインがお母さんになってた方がエンディングがもっと哀しかっただろうに エンディングはヒロインの最後もけっこう哀しくて不気味でもあり好きなエンディングだ ホラーに良いエンディングが少ないのでこれは貴重 このエンディングでプラス1点にする |
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