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タイトル名 |
殺人の追憶 |
レビュワー |
プランクトンさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2021-01-04 14:39:53 |
変更日時 |
2021-01-04 14:39:53 |
レビュー内容 |
映像の巧みさ,惹きつける場面転換など,名作と呼ばれる意味はよくわかったけれど,肝心の内容が「未解決連続殺人事件」と「自白の強要や拷問などをしてでも”犯人”を捕まえたい刑事たち」なので,「何を言いたいのだろう」と思ってしまった。
連続殺人事件を解決したいならば,犯人を捏造してしまいうわべだけで終結させることこそ,最も避けるべきところなのにそのようなことに危機感さえ持っていない。 それどころか,「自分たちの捜査を邪魔するとは何事だ」「自分たちは被害者だ」といわんばかりの主人公の振る舞いがひたすら不愉快に映ってしまった。 犯人が捏造されれば,真犯人が野放しになって事件は増えるばかりなのに,そんなことも気づいていないのか?
映画技術は素晴らしいかもしれないが,私には名作とは思えなかった。虚しい作品だった。 |
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