|
タイトル名 |
秒速5センチメートル(2007) |
レビュワー |
デミトリさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2016-11-28 00:22:33 |
変更日時 |
2017-03-03 10:16:50 |
レビュー内容 |
暗くて、回りくどい。ハッキリしろっと言いたくなるが・・・。 自分が若い頃だともっと共感出来たのだろうか?。 第一話が2点かなぁ。13歳の女子が納屋で一泊ってありえんだろう。 もうっちょっと年齢上げても良かったんじゃないかね。 気持ちが高ぶるにしても小学生時代の別れから1年程度だし。 せめて中三の卒業間際とかでもシナリオは崩れないと思うが。 第二話は3点といったところだろうか。主人公の男ではなく 女子目線で進むため第一話ほどクドさは感じなかったが 面白いかと言われれば・・・。 第三話になっても、出だし相変わらずかと思ったが。しかし、 山崎まさよしの曲からは一気に持って行かれました。 ここまで来ると、第一話と第二話は、このシーンの為に わざわざ鬱積させて爽快感を出す演出にしたのかと思うぐらい。 恐らく、この監督は、だいたいこういう中二病をこじらせた物ばかりなので、 そんな計算はされて居るとは思いませんが、 クドクドした台詞が無くなり映像から足りない部分を見てる者が 想像で埋めて行く余白を楽しむ事が出来ます。 他人のウジウジした恋話を一方的に見せられる側から、 失恋の痛手という多くの人が味わった事があるであろう事を 想像して話を作る(想像)側に視点を持っていく事で、 上手く鑑賞者の共感性を高められている気がします。 そういった意味で、いっそ全編台詞無しで必要な最小限の 字幕のみの無声映画にしても面白いかも。 1話ずつの平均点にしてしまうと点数が低くなってしまいますので、 タイトルにちなんで丁度良い5点と言う事で。 |
|
デミトリ さんの 最近のクチコミ・感想
秒速5センチメートル(2007)のレビュー一覧を見る
|