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タイトル名 |
ディープ・インパクト(1998) |
レビュワー |
フィンセントさん |
点数 |
0点 |
投稿日時 |
2015-04-02 08:59:43 |
変更日時 |
2020-09-07 14:11:13 |
レビュー内容 |
星が地球に衝突する危機を描いた作品では、エンタメ好きなら「アルマゲドン」、人間ドラマ好きなら「ディープ・インパクト」と、好みが分かれるといわれる。
でもそんなに「ディープ・インパクト」の人間模様は面白いか?
これでもかというほど詰め込んだ色んな家族のどのケースも、よくあるパターンの内容で、そしてつまらない。
安い素材をつめこんだ幕の内弁当だ。
初老パパが若い女と再婚したからパパを嫌悪し初老ママの味方についているが最後はパパと仲直りするという、ありがちな展開になるティアレオーニ。
親子の仲直りはアルマゲでも描かれたが、ディープでは”突然パパが小さいときに撮影した娘を抱く自分の写真を2枚ほど見せたらあら不思議!それだけで仲直り成功!”という全く説得力も現実性もないくだらない仲直りシーン。
また彼女は女性キャスターとして上を目指してるが芽が出なくてお悩み中というキャリアドラマにありがちな設定だ。
既に別の作品で1本仕立てで作られた内容をこの映画でダイジェスト版に編集してぶっこんだ程度。
イライジャも判断力ない中学女子に「結婚すればキミの両親もシェルター入れるから!」と策略結婚し結局両親はシェルターに行けず死んだけど、どさくさまぎれに結婚できて生き延びれてラッキー!なんてオチが人間ドラマ?
シェルターに入って生き延びれる“勝ち組”の大統領が、ラストシーンで「ショーマストゴーオン!」(とは言ってないが)なんて言っても「いい御身分ですね」としか思えない。
私はヒューマン映画も好きだし涙腺は弱い(ホロコースト映画の”家族生き別れ”ではよく泣く)が、ディープインパクトの人間模様は安っぽすぎて感情移入も涙もない。
彗星破壊では1年もかけ練った計画も、いざ実行したら「あらー!まっぷたつになっただけ!」ってどんんだけ頭悪い計画者なんだ。
その後は「万事休す!」って皆いったん休憩モード入っちゃうし。
ロバートは「この船には面白い本積んでないのなー」って言うし。
意味不明。完全な駄作です。 |
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