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タイトル名 |
1922 |
レビュワー |
フィンセントさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2021-05-28 09:51:48 |
変更日時 |
2021-05-28 09:51:48 |
レビュー内容 |
なんで主人公の男がここまで不幸にならなくちゃいけないの?
妻めちゃくちゃワルもんだよ。
父から引き継いだ土地は私のもんだと。
その態度がイライラ。
父の土地なんて、お前が苦労して築いた財産じゃないだろう。
それをたまたま偉そうに、それを武器に、土地も貯金もない夫をナメまくってる。
だから、
「土地を売るわ。その金で都会に行くの。洋服屋さんを開店するわ。あなたがついてきたくないなら結構。離婚するわよ。 金ならあげる。でも息子は私が連れてくからね・ え?息子が近所に彼女ができたから、別れたくないから都会には行きたくない? 冗談じゃないわよ、そんなことに私を巻き込まないで。 彼女なんてどうでもいい。それより、できちゃった結婚とかしないようにね。あんたの父親みたいにね笑」
なんてことを、勝ち組の表情で言い放つ。
最低女。
夫の気持ちも、息子の気持ちも、自分中心の思考で聞く耳すら持たない。 さらに息子の前で父親を侮辱。
100回死んでも許されないタイプの女。
いや、ほんと、あなたは死にふさわしい。あなたみたいな自己中人間は死んだほうが世のためだ。
私ははっきりそう思った。
殺人は悪い。 でも殺人まで追い詰める悪人は殺人者よりもっと悪い。
この妻はまさにその悪者。
彼が手を下さなければ、この悪妻は、土地を売り、金と息子を連れて好きなように人生を生きちゃう。
夫は何も悪いことはしていない。 愚直に畑を愛し、息子を愛し、息子を立派に農民に育てるために汗を流して頑張ってきた。
息子もそうだ。 まじめに働き、この土地で骨をうずめる気持ちで、地主の娘とも仲良くなれて幸せの渦中にあった。
それをすべて自分のエゴで、奪おうとしてる。 自分の努力で築いたものではない、土地と金で。
なんてごう慢な女。死にふさわしい。死んだあと井戸でネズミに食われてきたなくなるのにふさわしい。
それなのに、なぜこの主人公がここまで苦しまなくてはいけないのか。息子も苦しめられるのか。不条理すぎる。
息子の彼女シャノンの家庭では、逆に夫が金があるせいか傲慢で、まさに主人公の妻の逆。 主人公のようにシャノンの父に従わされてガマンしている。
だから最終的には、家を出ることで、シャノンの母は夫に復讐したのだ。
主人公も長年、金と土地をふりかざす妻に従わされたのだから、復讐して何が悪いというのだろう。
私は金と土地を持っている配偶者に、金と土地がないゆえに、ナメられるという状況が本当に許せない。
主人公、がんばれ、悪い妄想に悩まされずに、逃げきり、がんばって生きてほしい。
当時のことを紙に書いて、カタルシスして、悪夢から目覚めてほしい。
ネズミ恐怖症も治りますように。そう願うばかり。 |
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