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タイトル名 |
バード・ボックス |
レビュワー |
フィンセントさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2021-05-01 18:45:39 |
変更日時 |
2021-05-01 18:45:39 |
レビュー内容 |
目隠ししてサバイバル…この設定はかなり面白い。
闇を抱えてる人たちは、自殺病にならずに、目隠しなしで生きていける(そして健常者を襲う)という設定も面白い。
肝心の、目に見えないヤバいあいつは、落ち葉を扇風機でバアアアーっと吹き上げたり、木の枝葉をスタッフが見えないところでワサワサ動かすだけで、低予算(多分)なのに設定でうまく作ってる。
でもあのラストはなんなんですか。
盲学校だからなるほど、あいつらを見ないで済んで助かったんですねと言いたいけれど そんなに単純じゃないでしょう
食料はどうやってじゃぁ今まで手に入れてきたの?
成長していく子供たちの洋服は?
犬までいるけれど、ドッグフードはどこで手に入れてるのこの5年間も…?笑
盲学校だから罹患しない人がほかの場所より多かったでしょうけれど 説得力がちと弱い。
天井は緑で目隠しされているが、バラの花みたいなものが所々咲いていて、なんかあまりにも出来すぎてる。
中庭にいる人たちはみんな幸せそうにニコニコしてるけど、こんな状況で5年間も過ごしてきて あんな別世界だから幸せです~っていうテンションになれるとも思えない。
ここだけ、こぎれいなファンタジー映画を見せられてる感じになっちゃって白けてしまった。
他のレビュアーさんの言う通り、視力を失って助かるっていうくらいのオチじゃないと これまでのグロテスクな修羅場を潜り抜けてきた後のオチとしてふさわしくないんじゃないかな。 |
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