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タイトル名 |
ガーディアンズ |
レビュワー |
墨石亜乱さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2020-08-06 07:07:01 |
変更日時 |
2020-08-06 07:38:12 |
レビュー内容 |
ロシア製 スーパーヒーロー・アクション映画 * あまり良い評価を聞かなかったので 劇場へは行かず、新作の乏しいこの時期に観た次第。 確かに、初心者マーク付きの映画でした(笑) * ヒーロー映画に、もし「心・技・体」が有るならば 技:(製作技術)は、VFX的にも米国と遜色ないと思う 体:(資本力)これは、映画を完成させるに足りている 足りないのは、心:(ヒーロー・スピリット)だろう * マーベルや DC、それにゲーム。ヒットコンテンツの デザインや設定を模範にして創作しているのは 一目瞭然。 模倣っぽく見えるのは、まあ、仕方がない。 (何事も、最初は真似ることから始まるからね) 致命的なのは、ヒーローが戦う理由が弱すぎること。 復讐や、漠然とした国防意識は スーパーヒーローが《力を行使する理由》にならない。 ロシアに生まれたスーパーヒーローとして、何と戦うのか? 何を犠牲にするのか? そして、何を守るのか? * どの国にも、その国独自の《問題》がある。 一般市民だけでは解決できず、政治もそれを払拭できない その問題を物語として提示し、一つの《答え》を示す。 市民と国が向うべき《道筋》を体現して見せるのがヒーロー だから、みんなが共感する。 スーパーヒーローとは、そういう存在だと私は思うが。 * 始まったばかりのロシアン・スーパーヒーロー映画には まだまだ「伸びしろ」が有る。頑張って欲しい。 民族問題を始め、山のように課題を抱えているロシア 現ロシア連邦の下で、どんな問題を提起するのか・・・ どんな理想を掲げるか・・・ それを期待して次を待ちたい。 |
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